パフォーマンス測定ツールとして fio を利用した。
物理マシンを用意することは叶わず、VirtualBox 仮想マシンを使用した。本来の性能以上に数値が上振れするのを抑止するため VirtualBox の Use Host I/O Cache は off にした。VirtualBox 仮想ディスクは Dynamically allocated ではなく Fixed-size を選択した。
仮想マシンで使用した OS は AlmaLinux 9.1 である。
本文中で LVM-thick とは通常の LVM のことを意味する。LVM-thin はシン・プロビジョニングな LVM を意味する。Standard は LVM 未使用のことである。
LVM を使うと性能が劣化するというのは本当のようだ。
read の場合、性能劣化は見られない。
write で性能劣化が見られる。